「グラン・トリノ」9.5点

グラン・トリノ」9.5点

とても楽しみにしていた映画。
観る前からいい映画であることは分かっていた。
どういいかを確かめにいった感じだ。

完璧なクリント・イーストウッドの世界観。
人生哲学が無駄なく描かれているのはいつも通りだが、この映画は肩の力が抜けた心地よい雰囲気に満ちていた。コミカルなシーンも多く、会場でも笑い声が溢れていた。
しかし、どうやればあのように人間の中身までうまく描くことができるのだろう。クリント・イーストウッドへの賞賛は巨匠という言葉では足りない。
世界がグローバル化した現在でも変わらない価値がある、それを思い知らされた気がする。
最後は感動で涙しました。会場はほとんど男性だったが、多くの人が涙していたのが印象的だった。

いい映画にまた出会えたことを幸運に思う。
これだから映画はやめられない。

「ウォンテッド」


「ウォンテッド」7.0
予告編がたまらなく格好良かったので、公開をまだかまだかと待ち望んでいた作品。
期待が大きかったからか...ん〜な内容。
もっとクールでスタイリッシュ(書いてて恥ずかしいが)で単純なもので良かったのでは?
と思う。
こういう映画はスカッとしといて欲しい。
アンジェリーナ・ジョリーはすごい細いと思った。どうなんでしょう。
モーガン・フリーマンはさすが。わからなかったですわ。
内容はほとんど残っていないが、後味の悪さのみがひきずっている感じです。

「アイアンマン」


「アイアンマン」8.0
なかなか面白い映画でした。
期待通り。まぁ期待を裏切らない映画というところでしょうか。
何せ全体に漂う笑いを誘うようなムードというか空気、これこそがこの映画のミソなのでしょう。そういう狙いから主演はロバート・ダウニーJrなのか。
この人は、今度公開の「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」にも出演とのことで、これがまた面白そう。次の役はなんと黒人!私は知らなかったのだが、面白い人なんですね。
なんせこの「アイアンマン」でも面白い人オーラがでてましたわ。
次回作も楽しみ!

阪神タイガースもうちょい!

阪神の優勝マジックがまた消滅した模様。
6回目?新記録?
まぁあまり名誉なことではないな。
最近の阪神の戦いっぷりは実にひやひやだ。
楽勝というものがない。
もし、最近の神懸り的なサヨナラ勝ちの数々がなかったら...と思うとちょっぴりゾッとしませんか?
まぁ、前半戦の強さがシーズン終了まで続くとは考えられないし、今のスランプを通り越せばクライマックスシリーズ日本シリーズを最高の状態で迎えることができるのではないか、と全く根拠のない願望を持って見ているのだが、さてどうなるか。

「ハンコック」

「ハンコック」7.0

ここ3ヶ月くらい更新をずっとさぼっていた。
これからは改心して日記をつけていきたいと思う。
大切なのは自制心だ。
そんな感じで、観てからタイムラグがあるが、感想を記していきたい。
まぁ典型的ウィル・スミス映画なのかな、と感じた。
私がとても参考にしている前田有一さんの映画批評でも
http://movie.maeda-y.com/
なかなか面白いようなことが書いてあったので観てみた。
まぁ面白いかなという感じ。
観た後何も残らないのもいい意味でウィル・スミス映画の魅力だろうか。

「テネイシャスD」

「テネイシャスD」7.5

そんなこんなでザクザク更新。
もう観てからかなり時間が経つのでだいぶん忘れた。
私、個人的にジャック・ブラック好きです。
ハードロックというか、ロックにここまでスポットライトをあてる手腕は凄い。
そして面白い。
ロック小僧で飯を食っていく、素直にかっこいいと思う。
「ホリデイ」では味が出きっていなかっただけに嬉しかった。
以前DVDで「スクール・オブ・ロック」の特典映像で見せたジャック・ブラックの素?の姿には笑えた。あれ見たらやっぱり好きになっちゃいますよね。
本作は、笑えたからそれでよしって感じの映画でしょうな。
ショーシャンクのティム・ロビンスが出ていた辺りもお洒落!
エンドロール終わるまで帰んなよ系映画。

「ダーク・ナイト」

ダークナイト」10点

久々に傑作という言葉が似合う映画に出会った気がする。
この映画を観てから既に1ヶ月以上になるが、満足感、評価は落ちない。
タイタニック」の時もそうだったような気がする。
やっぱりこういう感覚を味わえることが、映画館に足を運んで封切で観る醍醐味だろうと思う。
バットマン」をタイトルから外した意味がある。