「美しい国へ」を読んで

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)

以前から読もう読もうと思っていながら、何故か後回しになっていた一冊。
安倍晋三元総理の政策の正しさが再確認できた。そして、安倍内閣が何故短期政権に終わったのかについても理解できた。安倍元総理は、短期間ではあったが日本を美しい国へという理想に向けて大きな仕事をしたと思う。その功績をなぜか報道せず、各閣僚の発言による任命責任年金問題などを必死に報道したマスコミの実態を知ることとなった。その後支持率低迷、参議院選自民大敗、責任問題化、テロ特措法...と退陣まで報道を続けた。安倍元総理の掲げる「美しい国」づくりをされては困る勢力は、見事に目標を達することができたのだろう。
このツケを払うのは、我々国民だ。
テレビのみで報道されていることを鵜呑みにすることほど危険なことはないと実感する。我々はもっと多くの情報を自分から能動的に入手し、思考し、判断できるようになる必要がある。日本人として。