「ブラックサイト」

「ブラック・サイト」7.75点

現在のネット社会を風刺した作品。
ネットによるマイナスの部分を鋭く描いていた。とても怖いストーリー。
世の中便利になればなるほど人間は幸せになるはずなのに、実際はどんどん複雑になり、暗くなっているのだろうか。携帯電話の普及、ネットの普及は便利な反面、人と人の関係の最も重要な部分を省略してしまうという厄介な側面を持っている。しかし後戻りはできない。世の中どれだけ便利になっても、一番大切なものは簡単には手に入らない。人間は原理原則に従って生きるべきだと感じさせられた。
内容的には、ハラハラドキドキでまずまず楽しめた。
私にとって嬉しかったのが、ダイアン・レインがとても魅力的だったこと。この部分はちょっと不安だったが、嬉しい誤算だった。それだけでも高得点を付けたいくらしだ。いいっすね。
ダイアン・レインで8.0点、内容的にはまずまずの及第点くらいってことでマイナスして、7.75点くらいでしょうか。ちょっと辛めかな。