「ロジカルシンキング」を読んで
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
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約2週間を要してやっと読み終えた。
先日読んだ勝間さんの本で紹介されており、私にとって今とても必須のスキルであると思ったため読んだ。
とても勉強になる内容だった。
私はプレゼンテーションが苦手だ。これまではできるだけ逃げて通ってきた。人前で話すこと以上に、その内容の構築が苦手である。何せ莫大な時間がかかるのだ。この原因としては、人を説得できる論理の構築が苦手であるからに他ならない。論理の構築を身につけたいと思い、その関係の本を何冊か読んではみたが、やはり一朝一夕に身につくものではない。訓練を繰り返すことが必要である。この点は何事についても同様だろう。
私のこれまでの人生は、途中で逃げてしまうことの連続だ。何か理由を付けてすぐに止めてしまうことが本当に多い気がする。
私はこれを何とか克服したいと思っている。もちろん、すべての物事をという訳にはいかないだろうが、やると決めたことは最後までできる男になりたい。
特に、この論理的思考はそのテーマのひとつだ。
この本は、人に対して物事をいかに理論的に伝えることができるかという点を教えてくれる。まず、思考を整理する技術として、漏れや重複をなくすことを目的としたMECE、話しの飛びをなくすことを目的としたSo What?/Wyh So?という2つ、そしてそれを構成する方法として並列型と解説型の2つ、と合計4つの技術が紹介されている。それぞれの技術で練習問題などがあり、だらだら読みが許されない緊張感のある内容である。それだけに時間がかかってしまった。私は普段頭を使っていないということの証明だ。
この技術は、これからの私の人生において必ず必要であると思うし、マスターできれば大きな力になってくれると思う。
訓練を重ねて絶対にマスターしたいと思う。
やっぱり本は最高のコスパですね。